頚性神経筋症候群(CNMS)とは

頚性神経筋症候群とは

頚性神経筋症候群とは? 一体どんな病気なのでしょうか。


この病気は、確定的な症状や原因がなく、人それぞれの自覚症状があるのが特徴の疾患のうち、(自律神経失調症、うつ、慢性疲労症候群、めまい、頭痛、パニック障害、ストレス障害、更年期障害など)これらの多数の人に該当する疾患で、いくつかの自覚症状を合併している事が多いそうです。


頚性神経筋症候群の方の症状は、肩が凝る、首が痛い、ボーっとする、頭痛、発熱、だるい、やる気が出ない等の不定愁訴を訴え、確かな診断が出来ないもので、このような患者さんのうち、多数の方に頚部の筋肉の異常がみられるそうです。特に後頚部の筋肉の異常が診られるというのが特徴とされています。

後部頚筋群.jpg

では、後頚部の異常とは何でしょうか。筋肉の緊張や弛緩を含め、頚椎の状態、頚神経の状態、脳神経の状態も含めるのだと思います。異常ですから、本来のご自身の状態ではない事であると思いますが、これを診断していくのは非常に難しい事と思われます。


後部頚筋群の異常の結果として、頚動脈や椎骨動脈の血液の循環を阻害し、頭蓋内へ到達する血流量の低下や循環不良は、小脳や三半規管の機能を十分果たせなくなるために、めまいやふらつきから始まり、あらゆる不定愁訴の根源となる可能性は秘めています。


また、頚静脈溝より静脈血が心臓に戻ってきますが、頚部の筋群の緊張もしくは弛緩などの異常は、頚静脈の血液循環も低下させている可能性は十分考えられます。


頚性神経筋症候群の方の診断としては、上記のような疾患での不定愁訴に加えて、画像診断が加わるようです。また、問診にてチェック項目があり、このチェックが多ければ多いほど、頚性神経筋症候群との診断に限りなく近くなるとの事です。


後頚部の異常と不定愁訴は以前から存在しています。めまいや頭痛、他の不定愁訴に対しても頚部の筋肉の異常を改善するような試みは沢山行われています。例えば物理療法、鍼灸治療などがそれに相応します。この病気にも同じ方法で効果は期待できるようです。


後頚部の筋肉は神経支配が頚神経および脳神経の副神経となります。これらの異常もしくは神経支配の低下は筋肉に異常を及ぼすことが考えられます。軽度の脳梗塞や診断不可能な感染症も後部頚筋群の異常の原因として、存在することもあり、画像診断や他の医療検査は十分これらの除外を可能にします。


椎間板ヘルニア、骨の変形、当然ですが、姿勢の不良や生活習慣や食事を含め、一般的な健康に関する処方を実践することが、頚部の筋肉郡に関しても言えることなのではないかと思いますが、これらの診断は医師にお任せすることが大切ではあるものの、とても診断が難しい病気なのではないかと思います。


とはいえ、後頚部筋の異常の原因を発見して、それを改善する処置が、この頚性神経筋症候群を克服する手段の一つなのだそうです。


この病気の皆様の一日も早いご回復を願っております。


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